お盆の時期に感じる町の変化

お盆の時期になると、近所の家々に帰省してくる人たちで町の様子が普段と変わります。

これは今に始まった事ではないのですが、最近では、帰省する人が帰る家の減少で近所に帰省している人も半減しています。

昔からの住人が減り、その代わりに単身者や単身世帯のアパートマンションが増え、お盆の時期には近所にはがらんとした空気感が漂います。

古い家には、迎え提灯や送り提灯といった昔ながらの光景を作り出す家が数軒あります。

古くからの家からは檀家廻りの僧侶の読経の声が聞こえ、その読経の声もほんの数分で終わります。

檀家廻りの僧侶の姿も年々見かけることが少なくなっています。

お盆の近所の光景を目にしていると、日本の家族という形態が変わっていることを痛感します。

今後の家族がどうなるのかわかりませんが、日本のお盆の景色はあと何年かすると全く違ったものになっていそうな気がします。

終戦記念日の追悼である8月15日という日でさえ、70年ほど前になくなった空襲警報の代わりのようなJアラートなるものの告知CMが流れるという状態です。

さまざまなことの中で人間が穏やかに平和に生活できるようにとし、他者を認めて受け入れようとしてきた日本の中で何かが変わった気がしてなりません。